気持ちが大事
私自身が過去に一度お習字を挫折しているので、
お習字が上手に書けない人の気持ちが分かります。
千鳥習字教室では、得意な人と、不得意な人が
お習字をして同じような気持ち、感覚になるようにと思っています。
今月、筆を少し多くおろしてみただけで、
とっても大胆に書けるようになった方もいらっしゃいましたね。
入会されて間もない生徒さんには、少し声かけをしてあげるだけで文字が生き生きとしてましたね。
子どもの生徒さんも大人の生徒さんも大きな変化が見られました。
週に一回という少ないお稽古の中で、
生徒さんたちは練習してきた昨品を毎月出品できるところまで書いています。
高度な方たちだなあと思います。
わたしなど、もしかしたら一番短期間で完成させるのが下手なのかもしれないなぁ。
そんなガッツのある生徒さんに恵まれながらお習字の仕事をしている私は、
「始まり」や「感覚」の部分をより多くの人に、
確実なかたちでお届けすることができればと思っています。
「上手に書けるようになりたい」
その心さえあれば、誰でも上手になれると思っていますし、
お習字をしたいな、頑張りたいという気持ちの方向は同じだと思うと、
想像以上にお習字して良かった。ここで習って良かった!
お習字をして、書き方とかわかるってこととか、ちゃんと書けるようになったことによって
日々の生活もこんなに楽しくなってくれるなんて!と思ってもらえるようにしていかなくちゃと思います。
6月号のお清書もみなさまおつかれさまでした!
活気ある時間をありがとうございました。
いつもながらとても素晴らしかったです。
というわけで、来月号は画仙紙。
真っ白な画仙紙がキレイに埋められていく贅沢な時間です。
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