永劫(とわ)に照らし続ける
努力をしなければ、
ただ色あせ、輝きをなくしてしまうのもお習字。
先日、比叡山延暦寺へ表彰式に行ってきました。
とても親切そうなお坊様が開会式でお話をしてくださいました。
みなさまも、是非このお坊様に会えますように!
これぞ、もののあはれ。
素晴らしい紅葉に見とれながら参道へ入り、のぼりの階段で「写真を撮りたい」と言い、
開運お守りを買いました。
新しいものは、いつかもっと新しいものによって輝きを失ってしまう、
と多くの人が思っていますが、
わくわくしながら、継続して続けて来た事が、
いつか何故か苦痛の継続に変わってしまいます。
わくわくが、途中から色あせてしまって。
それを「宝物なのだ」と、幸せを存分に感じ、
「あなたに逢えてよかった、あなたが居てくれてよかった」
と、平成28年の延暦寺のお言葉の本質を心から思って伝えるためには、
どうすればいいのだろう。
延暦寺のあの表彰式からも、ちょうど3年が経ちました。
この3年の間で、
色あせたもの、色あせずにまだあるもの、
輝きをなくしてしまったもの、いまだに輝いていて追いたくなるもの。
今年のお言葉は、「永劫(とわ)に照らし続ける」という意味の照続永劫。
お習字は、私にとって護り伝えねばならない導きのともしび。
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