上がりすぎていませんか。

秋です。

お習字がしたくて、右上がりすぎてしまった方はいらっしゃいませんか。

強い自分に憧れて、かっこいい文字を書きたくて

上がりすぎてしまったところはありませんか?


お習字や、硬筆をするとき、千鳥習字教室では右上がり注意をお話します。

始筆の上がりすぎ、

送筆の上がりすぎ、

終筆の上がりすぎ、

こういうのはよくないです。

上がりすぎてるとき、自分じゃなかなかわかりません。


運動を始めると、ぐんぐん筋肉をつけたくなって

ちょっとのたるみが妙に気になってしまったり。

(これは私。でもたるみはちょっとじゃない笑)


そんな感じで、調子がいいと思っている段階が、

実は上がりすぎている、ということがよくあります。

お習字や硬筆では、

ちょうどいい始まり、

ちょうどいいうねり、

ちょうどいい収まりを書くようにします。


ちょうどいい上がり具合だと、

形がきれい、

見た目がよい、

強すぎない、

安定感がある、

バランスがよい、

すっきりまとまる。

って感じになります。


なぜ上がりすぎるのか、これはやりがちなことなので、

何度でもお稽古でお話ししましょう。

上がらないのも困りますので、ついでにそれも。


優秀なあなたほど、

人の気持ちがわかるあなたほど、

上がりがちです。

千鳥習字教室

大田区にある、日本習字のお手本での教育書道。 大田区書き初め展・都展選出実績多数。全国の競書展・コンクール・書き初め展受賞者多数。 冬休みの宿題、書き初め・書写の特訓もしています。 誰もが楽しみながら毛筆・硬筆が上達する千鳥メソッドで、幼児さんから丁寧に指導いたします。