圧倒的な感覚
早くも年度末の3月号です。
今日はマルチな4年生の女の子のお話。
この生徒さんのすごいところは、抜群の感度、高スペックなアンテナで、ひとつのヒントから、どやどやといろいろなものが猛スピードで引き出されて、「あ、これってこういうことね」ってわかってしまうところです。
学校書写でも同じ捉え方を持って気をつけているんだとか。
私はお習字をお教えするときに、ある種「魅せ場」であるところと、絶対に、どんなことがあってもココだけは外さないでね!という「決め(肝かな)」の部分を、くどくどとためらわずに言わせていただいてます。
すみませんね、皆さん。
何度も。しつこく。
せっかくクオリティの高いお習字を書いたのに、そこを外してしまったら、多分完成度が下がってがっかりするだろうなあ、という場所があるんです。
でもその生徒さんは、細かいところのタッチ、と言いますか、収め方が抜群にうまいです。
これだけ書ければ怖いものなしよ、と自信を持っていただきたい。
どこへ行っても。
お引っ越し先でも応援しているよ。
その迫り来るような多くの作品に魅せられた顔真卿展もあった2月、
表彰式もたくさん経験させていただいて次のステップに移ろう。
大いにもがいた席書会も賞に輝いて、隣のお友達にも刺激を伝えるというリレーで、出来るだけたくさんの生徒さんが笑顔になることを習得していってほしいです。
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