出口は存在する

やるんだったら、できるだけ完全勝利に近い方がいいって思う人のほうが多いのか、

途中の伸び悩みは仕方がないけど、気持ちよく、思い出に残る感動的な勝利がいい、って思う人のほうが多いのか、どっちが多いんでしょう。


自分はどっちでもあるんですが、とにかく失敗したくない。

失敗すると、後も先も全部なし、って気分になる。

すごーくがっかりして、次の日忘れる。

忘れるならいいじゃんって思うけど、

次の同じような機会に、ヒヤッと思い出してしまって。。


今月から始まった画仙紙課題もそう。

みんなも失敗なんてしたくないに決まってる。

でももしそうなっちゃたとしたら「まだ途中だから」って思うこと。

これが大切です。

お清書で失敗したわけじゃないから大丈夫。

まだ練習はできるから。

でも、練習しても練習しても、これでもかと思うほど練習を重ねても失敗してしまう。

こんな光景が今週は多く見られました。

自分で失敗に気づきましたか。

次はどうすれば良いかなって見つかりましたか。

続きは次回のお稽古でお話ししましょう。

とびきりの笑顔を出したとたんに集中への切り替え能力が高い水曜クラスの男の子のおかげで、なんともすんなりと解決できたこの問題。

ありがとう。いつか君を胴上げしたい。

そうだね、出口は探して見つけるんだね。

みんなそれぞれ、それぞれがとても太刀打ちできないような素晴らしいところを持っている。

千鳥習字教室

大田区にある、日本習字のお手本での教育書道。 大田区書き初め展・都展選出実績多数。全国の競書展・コンクール・書き初め展受賞者多数。 冬休みの宿題、書き初め・書写の特訓もしています。 誰もが楽しみながら毛筆・硬筆が上達する千鳥メソッドで、幼児さんから丁寧に指導いたします。