覚えていますか、この掲示
掲示板の作品を書いてもらうときは、実は書き方など何もお伝えしていません。
来月号のお手本が届いたらそれを見て書くだけで、生徒さん自身が「これが掲示分です」と言って渡してくれた作品を掲示しています。
もちろん練習を重ねた作品を貼り出すのも可能です。
でも、あえて。
そのお手本の課題のお稽古は、掲示作品を書いた翌週から1ヶ月かけて練習していきます。
貼り替えのタイミングでみんなに掲示作品を返却すると
「なにーコレ。へったくそ!誰の?笑」
「ぎゃーっ、ぼくの?」
「えぇ~、これ私が書いたんだ!?見たくなーい」
と自分の作品を見て驚いています。
1ヶ月前はどんな作品を書いたか忘れてしまうくらい練習をして、
上手く書けなかった課題を練習していく。
そして今のすっかり仕上がってきている作品との違いを感じてくれます。
自分が上手く書けるようになったかどうかが、自分がいちばんわかる。
私もみんなが書いてくれた掲示を見て、ここをこうしてあげたい、こんなふうになると良いなと翌月課題のお稽古内容を練っています。
どうやったら、楽しく書いてもらえるんだろうか?
どこからどこまでをしっかり伝えようか。
もう一度基本的なことを、吸収してもらうことを重視しようか。
お稽古は1回目よりも2回目、回数を重ねるごとに細かいところの練習になります。
字体についてはもちろん、お習字は「自分の気持ちが表現される」というところを、これからも強く強く、話かけたいと思います。
月1で来てくれている男の子がいます。
今回はひとりでバスで見えました!
この挑戦心、尊敬とともに、勇気ももらった。というか、
こういう行動力はたくましい!
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