癖と向き合う
文字の癖は、自分ではなかなか抜くことが出来ません。
でもお習字と硬筆は半紙や用紙に残る分、ちょっとずつ抜きやすいです。
私自身も、様々なお手本や古典や臨書に寄りかかっていろんなクセを自覚し、なおしているつもりです。
パソコンや携帯では入力するだけ。
真似できるお手本があることはチャンスがいっぱいで、そのお手本が美しいとは最良の人生の約束!です。
4月号のお手本の掲示を書いてみました。
毎度のことながら、二文字の強さ、恐るべし!!
二文字の課題って、誰にでもやりやすいので ほーらできちゃう〜と、 お習字を書いていると安心感が高い作品だと思います。
私もそうでした。
でもそれは、「文字のクセ」を出しやすいからやりやすいのです。
4月号は生徒さんたちには快適な掲示作品が出来上がりました。
決して癖がいけないことではないですが、もっとこうしたい、と思ってる生徒さんには絶好の課題です。
始筆や終筆の違和感、払いやとめのぎこちなさは最高のレボリューション前夜だと思っています。
もっと上を目指すために4月号できちんと基本点画を押さえていきます。
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