逆転の発想
先週の千鳥習字教室のお稽古は、転折重視でした。
横画から縦画、または縦画から横画へと曲がる「角」です。
角をかっこよく調和をとって生き生きと、筆をいったん置いた後、また筆を進め、収める。
千鳥習字教室の角は、他所とはちょっと違いますよ、と、自信を持って生徒さんの皆さんが思えるように、ポイントを押さえ、低学年の生徒さんには「角」、中学年の生徒さんには「折れ」、高学年の生徒さんには「転折」なんて使い分けたりしながら違ったインストラクション、アプローチでやってみました。
間違って覚えてしまっていたとしたら、どんな切り口でお手本に近付けるか。
クセがあって上手く書けないことに悩んでいたらもうすぐそこにその答えは見えている。
無理なんじゃないかな、と思ったら、あと一枚信じて書いてみて下さい。
お習字の上達のきっかけは、今あなたが抱えているものそのもの。
練習していけば、努力を思いきり裏切ることはありません。
転折を得意としてこれからかわすことができます。
そうやって自分で気付くこと、挑戦しようとすることこそが上達への第一歩です!!
あとは余白にこそ、魅力と秘密がいっぱい。
注目したいのは、その中も外も、なんでもなさそうな半紙の余白。
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