攻めの、お習字
桜の開花が待ち遠しいね、って言って分厚いコートを羽織ってた頃が、もう遠い日々のような暖かさでございます。
千鳥習字教室のお教室にはたくさんのお習字のお手本をご用意しています。
基本は毎月届くお手本を練習しますが、時間のある限り、書道展や競書大会、コンクール作品にも積極的に取り組んでもらっています。
昨年度はみんなで合わせると50以上の大会へ出品させていただきました。
元来の、腕を磨いて筆の上達を図り段級位を上げる目標の横には、このように出品のための攻めのお稽古もやっています。
出品するために、その展覧会に沿った規定課題や書きたいと決めた課題を書きまくって、思いがけずふと自分好みの作品に出会えたりするときめき。
あの瞬間がたまらないよね。
書いても書いても抜け出せずにがっかりすることもあるから、悩み事や、苦しい事はないほうがいいかもしれないけど、、、ときどきはこんなお稽古があってもいいと思っています。
自分が納得できる作品がどうしても書けないとき、不満だなと思う世界に私も連れてって。
一緒にその不満、不安を取り去っていこうよ、ってそんなことにも踏み込んで攻めるお稽古も楽しんでいます。
今年度もゴリゴリに攻めていこうね。
0コメント