みんなの気持ちは
過程と結果、大事なのはどちらですか?
というのは、永遠に流れているテーマだと思います。
わたしたちは過程が大事と言いながら、
一方で、お習字では「結果を出したい!」と思っていました。
それは、お教室をしていたらはそう考える方が多いだろうと思います。
同時に、「いやぁ、過程が大事なんですよ、こういうものは」と偉そうに言う先生がいたら
わたしはちょっとんんんーと腑に落ちないのが正直なところです。
わたしは、いま、「過程」と「結果」を小刻みに繰り返しています。
お稽古をしながら、やっぱり結果を出したいと思うのだけれど、
その「結果」は、わたしが思うよりももっともっと遠くの大きなところになってきました。
みんなすごい、ものすごい賞をいただく生徒さんが多いのです。
わたしの行っていることは、「過程」なのです。
結果だなんて、大それたことを思うなよ、とも思ってしまいます。
「結果出しますから!!」
わたしがそんなことを誰かに宣言したとしても、
それは、姿勢が良くなった、という人生のほんの一部分の過程です。
字がきれいになったよ、という毎日の生活の中のほんの1過程です。
「結果」ってつまりは永遠にやってこなくて、
わたしが「結果」だと信じているものは、
実は過程なんだよな、と2023年に強く思いました。
、
書道展ですごい大きな賞をもらったり、
大きな賞でトロフィーをもらったり、
それは一つの目標にとっての結果であり、
その方の「生きる」「暮らす」という愛のゾーンにとっては、過程なんですよね。
こんなにたくさんの大きな賞をもらえるようになってよかったねー!と思っていたって、
生徒さんたちはもっともっと壮大な過程、結果もまた末広がり、
そんなビジョンを描いているという場所に一緒にいられて幸運です。
結果なんて、お習字を終える直前まで見ることなんてできないのだから、
プレッシャーも達成できない不安も、用意しなくていいですね。
令和ももう6年!
2024年度も過程を大事に結果出してこ。
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