令和4年度 学校文化行事 第72回東京都公立学校美術展覧会
待ちに待った都展に行って参りました。
選ばれた4名の素敵な作品をご覧ください。
生徒さんご本人や、保護者の方から都展に行くことが決まりました!と事前にご報告をいただいていたので、なんて幸せなステージに導かれたのだろう、と言う気持ちで、久しぶりの上野をとても楽しみに今日の日を迎えました。
一番乗りで会場に足を踏み入れることができて、生徒さんたちの作品を目にした途端、くす玉が割れたようなうれしい気持ちがこみ上げてきました。
昨年度もその前の年も都展が開催されなかったことやなんかもずっと心に引っかかりがあったので、そのうれしさかと一瞬思いましたが、どうやらある出来事がきっかけなのかもなぁと思い始めました。
それは先日お目にかかった方から、「無理なく続けられることがいちばんなのよ」と伺ったことです。
そのときは、思いっきり人生を駆け抜けて来られた方だからこそわかる感覚なのかもしれないなぁと思いましたが、この4作品を鑑賞しながら、彼女たちは楽しんで書いていたなぁと、真剣なんだけど楽しそうに何時間も書いていたなぁと言う光景が思い出されました。
お習字が楽しみだね!を経て、だめだ、やんなきゃ。。って思ったとき
「無理なく続けられることがいちばん。無理したら楽しく無いでしょう」というこの言葉を思い出そうと思います。
私の中の歴史が動いた日。
なんか、そんな1日でした。
お近くの、東京国立博物館では、奈良にある大安寺の仏像展、王羲之と蘭亭序展が開催されていました。
こんなに何気なく引き寄せられることもあるのですね。
日本の書の名人とされる「三筆」の一人である、弘法大師さまを見つめて、一生懸命に臨書で学んだ王羲之や呉昌碩の書を実際に見て、お習字って義務のように取りかかる日も過去にはあったよねって、、。
でも今日からはちょっと違うのです。
やめない、とか、投げ出さない、とか、この生徒さんたちの素晴らしい作品を見ることによって、うろうろしやすい自尊心や迷宮入りしやすい決意力が前向きな動力にかわりそうな日になりました。
今回の素晴らしい彼女たちの作品は2月19日まで展示されています。
是非直接ご覧になって、皆さんも元気をもらえるといいなと思います。
何か変化が訪れるかもしれません。
がんばった4人のみんな、おめでとう!かっこよかったよ!ありがとね!
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